第36回「エコロジー住宅」

第36回「エコロジー住宅」

昨今、ゼロエネルギー住宅(ZEH)やHEAT20住宅など省エネルギー化や環境負荷の軽減を目的とした住宅基準が標準化されようとしてきています。2020年には省エネルギー住宅が義務化されます。国策であったり、時代の変化であったりと住宅も常に進化を続けています。基本的な考え方はとても良いと思いますし、我々も環境負荷が少なく冬暖かく、夏涼しい家造りは常に考えているところでもあります。

しかしながら、省エネルギー住宅は一歩間違えると機械やITに頼った近未来的な住宅になってしまいがちです。

それは我々の求めている住宅とはちょっと違います。

個人的な意見ですが、昔ながらの民家で、春は窓を開けはなち桜や木々の緑をみたり、夏は縁側があってそこでスイカを食べたり、ビールを飲んだり、秋はきれいな月を見ながらお月見だんごを食べたり、冬は囲炉裏を囲んでみんなで鍋をつついたり、そんな四季を感じ自然を感じられるような家でありながら、いざというときには高性能である、そんな家造りが私の理想です。

時代の変化と共に住宅の性能はどんどん上がっていきます。当然我々もその基準に追いつけ追い越せで常に新しい情報を取り入れ進化してまいりました。

ただ、一つ忘れてはならないのは我々はただ家を造っているのではなく、お客様の生活そのものを造っているということ。そこで暮らす人々が居心地よく、健康で健やかに生活できる空間であることを常に念頭において、これからも自然素材、環境にやさしい素材をより多く使いながら居心地の良い住まいを提供するよう日々努力して参ります。

2017-12