第26回『大工ツールコレクションⅢ』

第26回『大工ツールコレクションⅢ』

div>【ドライバー】

 
翻訳(?)すると〔車の運転手〕、〔ゴルフクラブの一種〕となりますが、ここで紹介する“ドライバー”はいわゆる〔ネジ回し〕のことです!
 
ということで今回のツールアイテムは【ドライバー】です!
 
 
F1020009.jpg
 
大工さんの使うドライバーには大きく分けて3種類のドライバーがあります!
 
 
まずは手回しドライバー。ひたすら手でシコシコ回すタイプのハンドツールです!
主(おも)に締め過ぎてはいけない細かな作業時に用います。例えば壊れやすい小さな器具などを取り付ける際に使用します!
 
次に電動ドライバー。
太くて長い、大きなトルクのかかるビスを締め込むときに用います。
耐震金物を固定するときなどに使用することが多いです!
 
最後は充電式インパクトドライバー。
最大の特徴はコードレスなので作業性が格段に良いということ。
それとバッテリー式なので電源のない場所でも作業が可能だと言うことです。
 
それぞれ持ち味が違いますが作業状況に合わせて使い分けます。
間違っても長いビスを何本も手回しドライバーで締めてはいけません!
力尽き他の作業が出来なくなること請け合いです(笑)!
 
今や釘の代わりにビスを使うケースが多いのも事実です。それ故インパクトドライバーの使用頻度はかなり高いものとなっています!
 
ビスにもいろいろな種類があり用途に応じて使い分けます。
主に釘代わりに使うのがコーススレッド(またはコースレッド)ビスです。
比較的リーズナブルな値段で手に入り長さも長短各種取り揃ってます!
何よりも保持力が抜群なので欠かせないビスの一つです!
平均すると一棟の現場で一万5千個(!)ぐらいのコーススレッドビスを使用しています!
 
他には細かい造作などに使用する〔スリムビス〕(軸と頭が細く材料の端部に打ち込んでも材料が割れにくいです)。
 
石膏ボードを留める〔ボードビス〕(ビス頭にパテがよく付くよう特殊加工されています)。
 
耐震金物を留めるぶっとい〔トラスビス〕などなど・・・。
 
〔トラスビス〕などはビスの頭が十字型ではなく真四角のスクゥエアタイプになっています。ビス頭が強大なトルクに耐えられる形状になっているわけです!
 
 
インパクトドライバーの先端部分にはさまざまなビットを装着出来るよう特殊なベアリングが内蔵されています。ビット後方の端部が六角軸でさえあればどのような種類のビットであれ装着出来るような仕組みになっています!
 
 
F1020010.jpg
で、こんなものを腰袋にぶら下げています。
 
けっこうチャラいですが(笑)あると便利なアイテムです!
 
 
インパクトドライバーの場合、軸を回転させる時に微妙な振動を与えビスを締め付けて行くのですがその際かなり耳障りな打撃音が生じます。
使ってる本人もうるさいと感じるのですから(笑)周りはさぞかし・・・と。
 
そこで登場したのが〔ソフトインパクト(またはオイルインパクト)〕と呼ばれる静音タイプのインパクトドライバーです!
 
通常のインパクトドライバーよりは若干トルクがおちますがコースレッドビスを打つ程度なら全く問題ありません!
 
これでご近所から怒鳴り込まれるという無用のトラブルを回避する事が出来ます(^_-)!
で、休日や夜間にこっそりと仕事をしたいという方々にはもってこいの代物と言うわけです(笑)!
 
 
さぁタケシくん、大工さんにとってのドライバーの重要性が分かったかな!?
 
なに!? ピストルみたいでカッコイい!?
確かに形は似てるけどもちろん弾は出ないよ(笑)!
 
しかし・・・ピストルみたいに物騒なモノではないですが全く危険がないというわけではありません!
扱い慣れないとビスからビットの先が外れ己の手に十字の刻印を刻むこととなります(笑)!
これ、かなり痛いです(経験者談)^_^;
 
これからインパクトドライバーのご購入をお考えの皆様、くれぐれも取り扱いにはご注意下さい・・・(^^;)!
 
それではまた・・・。
2012-03