自然素材について

自然素材へのこだわり

斉藤工務店は、従来より無垢の木や珪藻土を利用した自然素材の家づくりを提案して参りました。
私たちが扱う自然素材の選び方、こだわりをご紹介します。

適材適所の自然素材選び

私たちは、無垢材や自然素材を“いいかげん”に決めることはいたしません。自然がつくったものは、形が不統一だったり、個性を持っていたりするものです。それらの素材を扱うためには、作り手が真剣に自然素材に向き合うことが大切だと思っています。
私たちは、お客様へのご提案にあたって、これまでの知識と経験を総動員し、「どこに何の素材を使うか」を慎重に決めていきます。自然素材の構造材・仕上げ材は、ともに様々な種類があり、種類の数だけまた特徴があります。自然素材に携わってきた長年の経験と知識で、その特徴をうまく生かしていきます。
当たり前のことではありますが、家を支える大切な構造材には、「杉」や「ヒノキ」、「米松」などの強度の強い木材を選びだし、湿気の多いところや土台には、水に強い「ヒノキ」、「ひば」などの素材を選びます。“生きている自然素材“を、適材適所で生かしていきます。

家を支える大切な構造材


どこにどんな素材を使うのか、
予算と相談しながら決められます。

そしてもうひとつ素材選びをする上で、重要になってくることはコストです。例えば斉藤工務店では、日本の風土に合った住まいをつくるため、できるだけ国産の木材を推奨していますが、国産材でまかなうことが難しい場合は、お施主様と相談しながら、優先的にコストをかける場所を決めて参ります。 ※土台に「青森ひば」を使うこともあります。
まずはご要望をお聞かせいただき、一緒に「自然素材の家づくり」を行ってまいります。

純国産杉材「木もちe-デッキ」

雨に濡れていますが、純国産杉材「木もちe-デッキ」です。

壁紙から塗料まで、すべてが自然素材

無公害塗料オスモカラー 自然由来の蜜蝋ワックス

無公害塗料オスモカラーと、自然由来の蜜蝋ワックス。
環境のためにも、なるべく自然に帰せるものを材料として選びたいものです。

私たちが、自然素材にこだわる理由は、人が快適に過ごせる家づくりを目指していることに他なりません。

天然樹木を加工した無垢材で言えば、加工後も木が呼吸を続けるため、自然の力で空気がきれいになります。これはダニや細菌の繁殖をおさえることにもつながります。 そして木材だけでなく、壁紙に使用する和紙クロス・布クロスや、珪藻土は、環境にもやさしい自然素材で、湿度の調節にも一役かってくれます。

また斉藤工務店では、塗料や仕上げのワックスにおいても、早くから無公害な自然素材にこだわってきました。木材保護にもなり、無公害な自然塗料のオスモカラーやリボス、自然原料のみで作られた蜜蝋ワックスを使用しています。 他にも防蟻のために、ヒバから成分を抽出した森林恵などを塗っていたり、普段なかなか見えない所まで、こだわり抜いています。

自然素材の仕上げ材

畳にもこだわっています

畳はい草からできているので、元々天然素材というイメージがありますが、 現在の畳づくりは、機械化が進み、不変色加工や防カビ剤など化学薬品を用い短時間で畳を量産することが多くなっています。
斉藤工務店でおすすめしている畳は、不変色加工や防カビ剤も天然素材でできたものを使用し、完全手縫いによる質のよい無垢の畳です。
安心してくつろいでいただけるのは勿論のこと、腕の良い職人さんが手縫いで作る畳は、頑丈で長持ちします。
和室だけではなく、洋室の一部に畳を敷いたり、その天然素材の香りや肌触りをお楽しみいただけます。

石阪畳店の琉球畳

石阪畳店の琉球畳

無垢材にデメリットはある?

無垢材には「経年変化」があります。月日が経つに従って色が変わってきたり、乾燥によるひび割れが起こったり、時には虫穴が開く場合などもあります。しかし、それをデメリットとはとらえず、天然の証であると思い慈しんでいただける方に「無垢の家」をおすすめしたいと思っています。なお無垢材のお手入れは季節の変わり目に蜜蝋ワックスなどを塗っていただくことで時間の経過とともにより美しく深みのある味わいになってまいります。家族のイベントとして楽しんでいただけたら幸いです。

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